研修風景
スタッフの出席率も高く、良い研修となりました。
コロナ5類移行後、初めてのスタッフ研修を開催しました。責任者が講師を務めて、「食中毒」と「認知症」の二つのテーマについて学びました。
食中毒の予防について、「*つけない*増やさない*やっつける」という三つの原則の大切さを、具体的な調理場面でのコツを交えて学びました。やはり、お肉やお魚を調理する時は、まな板や包丁など、気を付けたいですね。また、期限切れの食材などについては、ヘルパーとしては、ご利用者さんにきちんとお尋ねして、できれば処分する方向で勧めていきたいですね。(私もプライベートでは少しぐらいの期限切れは気にせずに食べますが)
認知症についての研修では、ご利用者様とのコミュニケーションの大切さを学びました。
認知症とは、認知面での能力の低下によって、人との関係がうまく結べなくなっている状態です。そこにご本人が一番不安を感じているので、ヘルパーは優しく、相手を否定せずに受け入れて、その不安感を和らげてあげることが、一番大切なことだと思いました。ヘルパーの皆さんは、どのように感じられたでしょうか。
管理者 中村
「つつみ家」にて、ささやかな食事会を行いました。
和気あいあいの楽しい懇親会となりました。
フランスで作られ、現在も活用されている認知症ケア技法である「ユマニチュード」について、DVDによって基礎的な部分を学びました。
「ユマニチュード」においては、アルツハイマー認知症について、「記憶」のシステムがいろんな形で損傷することによって起こる不適応状態と位置付けています。
まずは相手の視線の中に入り、愛情のこもった笑顔とあいさつで相手の「一時記憶」に良い記憶としてしっかりと持ってもらい、そこからお風呂や食事等にお誘いする。というようなやり方は、とても勉強になりました。「記憶」に着目した論理的な技法ですが、その実践においては、愛情を大切にしており、認知症の方だけでなく、いろんな場面で大切にしたい姿勢だと感じました。「ユマニチュード」について、ほんの一部分だけの学習でしたが、今後も継続して学びたいと感じました。
アプランケアサービス 中村
いつものように、おりなす八女研修棟の一室をお借りして、スタッフ研修を行いました。
今年は、倫理、法令遵守について、力を入れて研修を行う方針でした。
そこで、介護にあたるうえで、根本の大事な意識として、「人の尊厳を守る」ということについて、みんなで考えました。
研修に先立って、「尊厳」という言葉についてパソコンで検索をかけてみたら、介護や医療に関するサイトがたくさん出てきました。私たちの仕事は、調理や掃除等の家事仕事、食事や入浴の介助等、日々の実生活に密着した仕事ですが、同時に「人の尊厳」という精神的なものとも密着した仕事であることを、感じました。
介助が必要な方は、その人の中で無力感があり、自分の尊厳が一部失われた状態である場合が多いと思われます。(そうでない方ももちろんいますが、少なくとも初対面の時は、そういう状態にあるかもしれないと思って接する必要があります。)そういう方がもう一度自分の尊厳を取り戻すために大切なのは、温かい感情の交流を通した人間関係を築いていくことです。私たちヘルパーはまさに、その「尊厳の再構築」の最前線に立っているといえます。
そのような認識をもって、日々の仕事にあたっていきたいと思います。
途中、ファラデーの「ろうそくの科学」の本の話になりました。人の命はよくろうそくに例えられます。(落語「死神」でもおなじみの!)人はそれぞれ命(尊厳)のろうそくを灯しています。ろうそくは、きちんとおなじみの円柱形(円錐形)の形をしていないと、うまく燃え続けることはできません。なぜかというと、ろうそくに沿って上る上昇気流がうまく作られずに、炎に規則正しい酸素の供給ができなくなるからです。病気や障害を負ってしまった方は、いわば、ろうそくの形が少し崩れてしまった状態といえるのではないでしょうか。その少し形が崩れてしまったろうそくの炎に、ご本人は、一生懸命いろんな方法で酸素を供給しようと努力されます。そして、なんとか自分の方法でろうそくを燃やし続ける方法を見出されます。(尊厳が構築された状態)
ご本人がなんとか酸素を供給しようともがいている状態の時に私たちが出会った時、いきなり「ふーっ」と息を吹きかければ、炎は消えてしまいます。何もせず関わらなければご本人の助けにはなりません。
上記のようなことをお伝えしたかったのですが、中村のわかりにくい説明で、スタッフのみなさまには申し訳なかったです。
毎年行っている認知症に対する理解を深める研修。
今年も行いました。講師は、福岡県介護福祉士会に講師派遣を依頼しましたところ、なんと八女総合ケアプランセンターの坂本ケアマネジャーが来てくださいました。坂本さんは福岡県認知症介護指導者という資格も持っておられるそうです。
認知症に関する最新の情報も共有してくださり、大変ためになる研修となりました。
認知症の方への適切な対応を考える時、利用者様の日ごろの状態をよく知っているヘルパーの存在が、重要な役割を果たすということを改めて認識できました。
介護福祉士会の依頼に、心よくお引き受けいただいた坂本講師、ありがとうございました。
ビデオは撮ってましたが、写真を撮り忘れていました。画像が見えにくくてすみません。
大雨で筑後地区も大変な状況でしたが、皆さまにおかれましては大丈夫でしたでしょうか。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
さて、当事業所では、今月も研修会を行いました。
普段のサービスの状況をそれぞれが発表しました。
ヘルパーは一人で行う仕事なので、他のヘルパーの仕事ぶりを聞くと参考になります。
サービスの質の向上のために今後も継続して行っていきたいと思います。
中村 哲也
真剣な表情で話し合うヘルパースタッフ。でもお菓子食べながら和気あいあいの雰囲気です。
ヘルパーは何のプロなのか?料理のプロ?掃除のプロ?ヘルパーはコックさんではないし、ダスキンのような掃除のプロでもありません。では、私たちは何をもって報酬をいただいているのか。
そういう基本的な問いから始まって、具体的な掃除や調理の場面での疑問、とまどった事などを出し合って話し合いました。おなじみの「老計10号」「老振76号」による、「できることとできないこと」のはざまで悩むことなど、ヘルパーにとって永遠?の課題について話し合いました。
ヘルパーは1対1なので、その場でヘルパーが判断しなければならないことが多くあります。事業所としては、ヘルパーと責任者が情報を共有しながら、ご本人らしい生活を営むための支援をし、法令にのっとった適切なサービス提供に努めていきたいと思います。そして、それらの情報をケアマネジャーをはじめ他機関と共有して、チームケアの一員であることを意識して、サービスを提供していきたいと思います。
で、ヘルパーって結局何のプロ?
高齢者の虐待防止について、特にホームヘルパーとして心がけることについて話し合いました。お金の扱いには気を付けること、認知症の方に接するときの心の持ち方などについて話し合いました。
また、自閉症の作家である東田直樹氏についてのドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」というDVD、國學院大學教授の柴田保之氏の著書『沈黙を越えて』をもとに、障害当事者の方と接するときの私たちの態度、心の持ち方について学びました。
言葉を発せない障害者の方も(言葉が発せないからこそかもしれない)、内面に豊かな言葉の世界を持っているということを上記お二人の方が語っておられます。私たちは、きちんとその事実を理解することが大切だと思います。外から見える言動だけで判断しては、相手のことを大きく見誤ることになります。ヘルパーとして常に心掛けていかなくてはいけないと思います。
2019年度最初の研修は、今年度の事業計画、研修計画について説明し、その後、倫理、法令遵守についての研修を行いました。
特に、ご利用者様からお金や物をいただいたりすることのないように、周知しました。
今年度は、倫理、法令遵守について、複数回研修を行っていく予定です。
きちんとした訪問介護の仕事を通して、地域から信頼される事業所となるように、がんばっていきたいと思います。
管理者 中村哲也
『美味しくてヘルシー時短料理』と題して、管理栄養士の平川先生にお越しいただき、指導いただきました。ちょっとしたコツでご飯もおかずもおいしくかつヘルシーになることを学びました。
ヘルパーの仕事の中では、どうしても「時間との勝負」という面がありますが、その中でも丁寧さを意識して、ひと手間を加えられれば、利用者様も喜ばれるのではないかと感じました。
楽しい研修となりました。ありがとうございました。
調理の手順等について説明してくださる平川先生
調理のあとは、実際に食べ、感想を語り合いました。
認知症について学びました。
今回は、認知症サポーターキャラバンに講師をお願いし、『認知症サポーター養成研修』という形で研修を行いました。まず、認知症に関する知識を座学で学び、その後、キャラバン隊の演じる劇を見ました。キャラバン隊の方々の好演により、参加者はみな熱心に劇に見入っていました。その後その劇をもとにグループで議論をして、対応の仕方等について、理解を深めることができました。
研修終了後は、認知症サポーターになった証しとして、オレンジリングを全員いただきました。
講師を引き受けていただいたキャラバン隊の皆様、ありがとうございました。
迫真の演技をされるキャラバン隊の皆様
おりなす八女の研修室にて、介護ベッド、車いす、歩行器、シャワーチェア、バスグリップ、浴槽台、ラップタイプポータブルトイレ等に関する講習会を行いました。講師として、福祉用具専門相談員である、プラスケアの藤島管理者、園田さん他、プラスケア筑後の男性陣に来ていただき、使用の際の注意事項等説明していただきました。わかりやすく、またユーモアたっぷりの講習で、とても楽しい講習会となりました。訪問先でよく見かける介護ベッド等、実際に操作することもありましたが、どのような点に注意すべきか、きちんと説明を受ける機会は今までなかったので、スタッフのみんなもとても興味深く説明を聴いたり、実際に触ってみたりして、熱心に講習に参加されました。プラスケア筑後の皆様には、お忙しい中講習を引き受けてくださいました。また、ベッドを搬入して組み立て、講習後は撤収作業等、本当にお世話おかけしました。
ホームヘルパーとして、初心にかえるために、『わたしはホームヘルパーです』という教材のDVDを見た。新人のヘルパーさんが頑張ってご利用者と信頼関係を築こうとする内容のもの。サービス提供責任者とヘルパーとの連携、サービスの目標をきちんと把握すること等の大切さを学んだ。新たな体制となった当事業所にとって、タイムリーな内容でもあった。
また、生活援助(掃除や買い物)の基本的な留意事項についても確認した。生活援助は、当事業所ではメインの業務であり、ご利用者の満足度を上げるために、常に研さんしていきたいと思います。
報告者 中村哲也
講師として、藤田 良さんをお迎えし、『障害当事者として地域の中で頑張っていること』と題し、お話いただきました。阪神淡路大震災から始まった災害ボランティア活動の歩み、日常生活で受けた障害者差別のこと等をお話いただきました。人と人として、相手と向き合っていく、その人を理解することが大切なのだと感じました。藤田さんのボランティアにかける情熱を感じました。藤田さんのように、地域に積極的に関わる生き方は障害者や健常者に関係なく、地域の貴重な「人財」だと思います。私(中村)とは旧知の間であり、その縁で今回の研修の講師依頼となりましたが、改めてすごい人だなと感じました。誰もができることではない。
貴重なお話ありがとうございました。
中村哲也
2018年度目標 「えらい働きやすか!!」ヘルパー事務所になる。
2017年度の反省と2018年度の目標と方針について、管理者岩村、責任者中村より説明。
ヘルパーのみんなが働きやすいと思っていただける事業所を目指す決意を表明しました。
報告者:中村哲也
19:15よりおりなす八女第2研修室にて身体介護研修を行った。
ベッド上での更衣介助、片麻痺の方の椅子に座った状態での更衣介助の練習を一人ずつ行った。講師は呼ばずに、身体介護の経験豊富なヘルパーが適宜助言をしながら介助を行った。
動く方の手足は声掛けして動かしてもらうことや「脱健着患」などの基本を確認しながら行った。
基本を押さえておくことはやはり大切ですね!
報告者:中村哲也
おりなす八女調理室にて
管理栄養士の平川せい子先生をお招きして、『美味しくてヘルシー時短料理』と題して、調理の実習指導をいただきました。
普段、業務で調理をする機会も多く、ヘルパーにとっては慣れた作業ではありますが、改めて指導をいただくと、得るものも多くあり、とてもためになる実習となりました。そして調理の後の実食が楽しくて美味しかった!!
また、明るくサッパリした平川先生のお人柄で、より調理も楽しく、美味いしくなりました!!
調理した内容
*クリームチーズと黒豆の和え物 *コーンの肉団子蒸し *山芋鉄板 *ねぎたっぷりかきたま汁 *苺の甘酒寒天
報告者:中村哲也
おりなす八女研修棟研修室にて
八女消防署より、2名の救急救命士の方に来ていただき、心肺蘇生法とAEDの仕方について学びました。
脳は、呼吸が止まって3,4分間そのままにしていると、もう元の状態に回復するのは難しいとのこと。しかし、居合わせた誰かが心肺蘇生法を行えば、回復する確率がグンと上がるそうです。
とにかく救急隊が来るまで、頑張って胸骨圧迫だけでも行う事が大切です。
講習を受けて、みんな「もし緊急事態にあっても、ちゃんと心肺蘇生法ができる!!」と自信が持てたと思います。
報告者:中村哲也
おりなす八女研修室にて、腰痛予防の研修を行いました。
川崎病院の理学療法士の先生を講師としてお呼びして、効果的なストレッチの仕方等学びました。
当事業所ヘルパーもやはり腰痛持ちは多く、みんな真剣に学んでいました。
普段の生活の中で、また介助の仕事の中で、身体の動きのちょっとしたコツを意識するだけで、腰痛予防に役立つことなどを学ぶことができました。
また、お尻の下に「ストレッチポール」をはさんで座り、運動をしてみました。この「ストレッチポール」はすごく効きました!どう効いたかって?うーん、私の少ない語彙では表現しにくいですが、何か座った感じがお尻と腰にすごくしっくり来るというか。。
他、いくつか運動をした後、ほとんどのヘルパーが「身体の動きが軽くなった!」「身体が柔らかくなった!」「姿勢が良くなった!」と実感することができました!
「また(先生のお話を)聞きたい!!」という声が多く上がりました。
報告者:中村哲也
ビデオは撮っていたが、写真を撮るのを忘れていました。
見えにくい画像ですみません。
有限会社アプランケアサービス:ホームヘルプ、ガイドヘルプ 通常の営業地域:福岡県八女市、筑後市、八女郡広川町 その他営業地域:福岡県福岡市、久留米市、みやま市 福岡県指定介護保険訪問介護事業所番号4072300595 福岡県指定障害者総合支援法居宅介護、重度訪問介護、同行援護事業所番号4012100154 福岡市、久留米市、八女市、筑後市、みやま市、八女郡広川町指定地域支援事業(移動支援)事業所番号4062100153